往診車には、すぐに検査ができるように後部座席に無造作に顕微鏡が備え付けてあります。
運転中の車の振動で壊れないかひやひやしていますが今のところ大丈夫のようです。
顕微鏡は診察では結構活躍してくれます。
例えば、うんちやおしっこの検査、皮膚や耳の寄生虫や微生物の検査、体のできものの細胞を見る検査、血液の細胞をみる検査などなど、顕微鏡検査だけでわかることは結構たくさんあります。
今回は顕微鏡を紹介したいわけじゃなく、この変な道具を紹介します。
これは何でしょう?
厚さ1㎝くらいの発泡スチロールに穴をあけて、それを2枚重ねたものです。
手作りです。
で、こうやって使います。
顕微鏡のレンズにちょうどはまるように穴が開いています。
こうすると、顕微鏡の写真を撮影しやすくなります。
で、撮影したものがこちらです
ちょうどいい検体が無かったので、自分の耳垢を染色してみたものです。
特に悪いもの見られませんwww
じゃなくて、見てほしいのはちゃんときれいに写真が撮れていることです。
この変な装置を顕微鏡に取り付けるだけで、簡単に顕微鏡の画像を撮影し皆様にお見せすることができます。これがあるのとないのとじゃ説得力が違います。
まあ、今どきのきれいな動物病院なら、診察室に顕微鏡と無線でつながったパソコンがあって、顕微鏡の画像をパソコンに映して説明するみたいなハイテクな感じでしょうが、当院では今のところこれが限界です。
でも、顕微鏡での検査結果はちゃんとお見せしますのでご安心くださいね(^_-)-☆
ヤスダ動物病院
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